VSLヘビーリフティング工法
本工法はスイスのロージンガー社によって開発された
ポストテンション方式の緊張システムを応用し、
重量物の揚重、降下、横移動、ケーソンの圧入の為に開発された工法です。
より高度な企画に対してより安全・確実・コストダウンをご提案いたします。
最近では東京スカイツリー®や旧グランドプリンスホテル赤坂新館の
解体にも使用されています。
リフティング工法
リフティング工法の特徴として、
高所作業の多い現場や
大スパン構造物などは、地上付近で地組し、
一括でリフティングすることにより、
高所作業低減による安全性の向上、品質の向上、
工期の短縮を実現することができる。
吊り材(ストランド)は切り欠きが無く、
フレキシブルな特性により、高揚程、
大スパンになるほど
VSLヘビーリフティング工法は能力を発揮する。
ロワリング工法
主として建屋解体、プラント解体、
カルバートやPC製品の沈没等で実績がある。
ロワリングの利点として、高所や水中等の施工が
困難な場合に地上での作業が可能である。
都市型の建屋解体等は、従来工法に比べ
周囲の環境を汚さずしかも静かに解体を
進めることができる。
スライディング工法
1スパン分の仮設構台を設置。その上で組立を行い、でき上がったものを順次
スライドさせることにより、重機等の作業半径が狭い場合や、
作業スペースが限られている場合に有効である。
その為、スライディング中、スライディング終了後の接続作業と並行して
次のスパンの組立ができる。これにより工期短縮が見込める。
制御システムの特徴
- 各吊り点の荷重・移動量を計測しながらメニューに応じた制御が可能。
- 荷重・変位において設定した管理値に到達すると自動停止がかかる。
- 作業情報をリアルタイムで表示し、またデータの転送も可能である。
- 任意の数のリフティング装置を同時に、同調して一括制御できる。
油圧制御システム
ジャッキ荷重・変異を任意に設定、集中制御し作業情報を収集するシステムです。
その利用範囲は多岐にわたり、アンダーピニングをはじめ
ジャッキアップダウンや免震対策工事の構造物仮受けにも実績があります。
油圧制御システムの特長
- 数種類の等荷重、異荷重の増減制御が可能
- 荷重・変位の両方において制御可能で管理値に到達すると自動停止する安全機能を有している
- 作業情報の収集が可能
アンダーピニング工法
地下鉄や地下街またはトンネルといった構造物をシステム制御された油圧ジャッキで
地下から支持する。それにより構造物を保護し、地上に影響を及ぼさずに
地下を開発することができる都市部には必要不可欠な工法である。